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2016年4月14日 (木)

パニック・ナイト

実に久しぶりに街へ食事に出かけた。

身重のツマは禁酒中なので夜の外食は以前よりぐっと少なくなっているのだが、久しぶりに焼き鳥でも食べよう!とバスで出かけたのだった。

一軒目、阿蘇の名物「赤牛」の肉を量り売りで食べられるというお店に入る。

知り合いに教えてもらって初の入店。

美味い肉をちょこっとつまんでビールをいただく。う~ん、贅沢!

足取りが軽いうちにと、二軒目はすぐ近くの焼鳥屋さん。

ここも初めてながら今日はこのお店が本命。

以前から馴染みのお店の焼き場担当だった方が独立して始められたとのこと。

火の通り加減抜群の焼き鳥をほおばり日本酒をいただく幸せなひととき・・・は21:26に終わりを告げた。

揺れる店内。テーブルの上のものが滑り落ち、お店のスタッフも何かに掴まらなければ立っていられない激しい揺れ。

アルコールのせいなのか未体験の異常事態のせいか「地震だ」と自覚できたのは揺れが一段落してからのこと。

店主の指示でお会計もそのままに建物の外へ出ると、通りは人で埋め尽くされていた。

普段ならこの辺りで客待ちしているタクシーも既に姿が見えない。

下通アーケードが崩落していないのに安堵して通町筋方向を見るとバスと市電が走る姿が見えた。

バス停へ急ぐ。

停留所の時刻表では我が家方面のバスは約20分後。ちょうどそこへやってきた路線違いのバスにとっさの判断で乗り込む。

走り出した満員のバスを襲う、またしても激しい揺れ。

見れば歩道の街路樹が残像を伴いながら見たこともない姿を見せている。

それはさながら機械を使ったアーモンドの収穫のようだった。

運行中に他の乗客からの情報が飛び込んでくる。「市電が止まった」「JRも止まった」「踏切が開かない」「陸橋が封鎖されて通行できない」などなど。

いま乗っているこのバスはそれらの影響を受けないルートを進んでいる。だが、終点で降りた私たちには自宅まで3km強の徒歩移動が待っている。

塀が崩れ落ちた住宅地の路地をなるべく中央よりに歩いていく。

身重のツマが心配だ。

疲れすぎないよう、こまめに休憩を取りながら歩くのだが、その合間にも不気味な地鳴りを伴って大きな揺れが断続する。

暗い夜道をおよそ2時間歩いて自宅に入ると、意外にも被害は少なかった。

スタンドに立てたままのトロンボーンも倒れることなく無事だったし、テレビもボードから落ちることなく、そのまま地震情報を見ることができた。

床に散らばったCDやDVDをざっと片付け、今日は2階の寝室をあきらめて1階のリビングに寝ることにしよう。

夜が明けたらきっと深刻なことになっているんだろうな。

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