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すらゐ道

2009年11月17日 (火)

練習の達人になろう

《すらゐ道》
食事も毎日同じ献立では飽きてしまうばかりか体調も維持できなくなるように、日々の練習も同じメニューでは良くありません。

初心者ではなく、かといって一日の平均的な練習時間が一時間に満たないプレーヤーにとっては、似通ったパターンの練習を何日も続けることには疑問を感じます。
毎日の積み重ねで最大の効果を期待するなら基礎練習を充実させるのが一番ですが、これも全てを網羅すると丸一日必要になってしまいます。

ここで練習に含まれる要素を考えてみると、ことトロンボーン(金管楽器)で音を出すことに必要なのは、大きく

  1. ブレスコントロール
  2. リップコントロール
  3. タンギング
  4. スライドワーク(フィンガリング)

の四つの要素です。

世に出回るたくさんの教本はこれらの要素をトレーニングするために作られているとも言えるでしょう。

また、ごく一部の資質に恵まれた方を除けば、毎日ロングトーンばかりではソロの曲を演奏できるようにならないことから、これからも楽しく楽器とつきあうためには練習そのものを

  1. コンディションの維持
  2. 技能的なレベルアップ

に分けて考えることも必要です。

さて、赤の項目について1と4は楽器もマウスピースも使わずに行うことが出来ます。
集中するに超したことはありませんが、通勤途中や自宅でテレビを見ながらでもできることです。
さらに赤の項目の2と3はマウスピースだけあれば行うことが出来ます。

このような工夫をすることで、ただでさえ短い日々の練習時間のうち、楽器を有効に利用する時間を増やすのです。

また、青の項目は時間の大半が1に向けられることでしょう。
多少の困難を伴いますが少なくとも週に1度は青の2を取り入れるべきです。
しかし、これが出来ると青1の内容を向上した自分のレベルに合わせて変更しなくてはなりません。

それゆえ、冒頭に書いたように同じメニューでは良くないのです。
教本の抜粋の組み合わせでも、思いついたオリジナルでもかまいません、

日々の練習パターン=いつものパターン+新しいパターン

になるよう”常に”工夫しましょう。

2009年10月17日 (土)

ロングトーン風音階練習part2

《すらゐ道》

右手で音階を「弾く」感覚をつかむ練習の一つです。 メトロノームを使用して、例えば次の譜例を四分音符=60~72程度で演奏します。

ロングトーン風音階練習と同様にスラーの始めだけタンギングをしたら終わりまでタンギングなしで演奏します。
ポルタメントがかかりっぱなしになりますが、気にせず記譜音をテンポどおりに演奏することに集中します。 一定の音量で途切れることなく16拍吹ききるようにします。 16拍のロングトーンのつもりで取り組んでください。
息のウォーミングアップ息のウォーミングアップpart2の吸う動作を組み合わせると効率的です。 16拍を一息で演奏できない場合は、音が出なくなったところから先の拍は息を吐くことだけに専念してください。
音量を下げれば息の量を減らすことはできますが音が途切れやすくなり、演奏の難易度が上がってしまいます。
唇が振動しやすい形≒自分の理想のアンブシュアに近づけば小さな音でも演奏が容易になります。

この譜例も半音ずつ移調して、とくに半音ずつ下がっていくパターンは、徐々に必要な息の量が増えていくので基礎練習に良いでしょう。

2009年9月16日 (水)

ロングトーン風音階練習

《すらゐ道》
右手で音階を「弾く」感覚をつかむ練習の一つです。
メトロノームを使用して、例えば次の譜例を四分音符=60~80程度で演奏します。

スラーの始めだけタンギングをしたら終わりまでタンギングなしで演奏します。
ポルタメントがかかりっぱなしになりますが、気にせず記譜音をテンポどおりに演奏することに集中します。
"右手のウォーミングアップ"と基本的には同じなのですが、休符がありませんので、目的の音が鳴る拍の直前でスライドを動かします。
言い換えれば、いま吹いている音の最後の部分は次の音へのスライディングにあてます。
また、息の強弱が現れないように気をつけます。
あくまでロングトーンのつもりで取り組んでください。

実に簡単そうな上の譜例は6ポジションから1ポジションへ、そしてその逆と単純な往復で演奏できますが、早いうちから半音ずつ転調して、より複雑な動きに挑戦してください。
例えばF→F#を1ポジション→5ポジションで演奏する場合など、途中で音が途切れたりします。
途中でタンギングを行わないルールですから、素早い右手の動き+狙った音程の振動を唇で作り出すことでできるだけ音が途切れないように練習します。
くれぐれも、息の強弱で調整しないよう注意してください。

2009年9月 2日 (水)

右手のウォーミングアップpart2

《すらゐ道》
右手のウォーミングアップの休符部分を音符にします。
メトロノームを使用して、例えば次の譜例を四分音符=60~80程度で演奏します。

右手を動かし始めるタイミングがよりシビアになります。
全ての音符のアーティキュレーションが揃うように練習します。
タンギングを強めてアーティキュレーションを揃えてはいけません。
右手のタイミングがずれると発音にムラが出ますので、「音符の最後に右手のアクション」のつもりで演奏します。

上記の譜例は音域を広げたり移調して練習すると効果的です。

2009年8月24日 (月)

息のウォーミングアップpart2

《すらゐ道》
まずは4拍のパターンから。四拍子の4拍目で吸って3拍吐きます。
これを連続して三、四回やってから8拍のパターンへ。
四拍子の4拍目で吸って7拍吐きます。
これも連続して三、四回やってから16拍のパターンへ。
四拍子の4拍目で吸って15拍吐きます。
これは2回ほどで良いでしょう。
これが1セット。

ここまでは吸う動作に1拍まるまる使用しましたので、次のセットは吸う動作を半拍で。
さらに次のセットは吸う動作を四分の一拍で。

できるだけメトロノームを使用して行います。テンポは60以上72以下程度が良いでしょう。テンポが速いと吸う動作がとても難しくなります。
楽器を吹くのが週に二、三回というペースの方や、過呼吸に陥りやすい方は「息のウォーミングアップ 」のあとに実施することをおすすめします。

2009年8月19日 (水)

右手のウォーミングアップ

《すらゐ道》
八分音符と八分休符が交互に連続するパターンを用意します。
メトロノームを使用して、例えば次の譜例を四分音符=60~80程度で演奏します。

このとき重要なのは必ず休符でスライドを動かすこと。

音符が終わって休符にさしかかったらすぐに次の音のポジションへスライドを移動させます。

拍のはじまりでスライディングを行う人が多いようですが、それではタンギングと同調して音のニュアンスを作る作業ができません。

いま吹いている音の最後に次の音へのスライディングを行う習慣を身につけてください。

上記の譜例は音域を広げたり移調して練習すると効果的です。

2009年8月 6日 (木)

息のウォーミングアップ

《すらゐ道》
ゆっくり浅く、吸いに2拍+吐きに2拍で始めます。三、四回やってからパターンを4拍+4拍に拡げてさらに三、四回。次に8拍+8拍で三、四回。
ここまでが1セットです。
再び2拍+2拍に戻って1セット目より深い呼吸で繰り返します。
3セットくらいで肺の隅々まで空気が入る感覚がつかめたらウォーミングアップ完了。余裕があれば16拍+16拍などさらに長いパターンにも挑戦を。
吸う時も吐く時もギリギリまでできるだけ一定の息の流量で行うのがポイントです。
息を吸う時は鼻から、吐く時は口から行うと流量を感じやすいようです。

2009年8月 5日 (水)

すらゐ道を始めます

「すらゐ道」とはワタクシてらさんがお送りする、トロンボーンとの付き合い方コラムです。

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(2009/10/07 補筆)